LG電子
海外支社のイノベーションを促進するための、コアタレントを育成する
- 次世代リーダー育成
- ハイポテンシャル
導入の背景
LG Electronics, Incは韓国のグローバル企業で、モバイル、ディスプレイ機器、デジタルメディアなどを生産しています。
世界において93,000人以上の従業員を120の拠点で抱えています。今回のグローバルビジネスリーダーコースは、2010年11月に3日間で実施されました。
本コースはLG Electronicsが、海外支社においてイノベーションや継続的な事業成長を先導できるコアタレントを育成したいという要望のもとに実施されました。対象は海外拠点の次期部長候補です。
コースが目指すゴールは以下の通りです。
- リーダーとして人に影響を与えるコミュニケーション力を強化する
- ビジネス戦略とマーケティングを理解することでビジネスを大局的に見渡す能力を強化する
- 仕事に関連するコミュニケーションネットワークを広げる
提供したソリューション
1. リーダーシップコミュニケーション戦略上級編 (2日間) | |
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プログラム概要 | その他補足 |
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リーダーとしてのリーダーシップコミュニケーションの見識を強化するために、実務に活用しやすい「Advanced Leadership Communication Strategies」プログラムを実施しました。韓国人講師が英語でデリバリーしました。 |
2:AMA's 5-Day MBA Workshop (5日間) | |
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プログラム概要 | その他補足 |
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LG Electronicsから戦略とマーケティングを先に教えてほしいとの要望があったため、通常のプログラムの順番をあえて変更して実施しました。(通常はアカウンティング→ファイナンス→戦略→マーケティング→マネジメントの順)。 講師は米国AMAから招聘しました。参加する前に事前課題として、セミナーテキストとケーススタディを読む課題が与えられました。 さらに各日の終了後には課題が与えられ、夜の時間をかけてチーム毎にその課題に取り組み、翌朝プレゼンテーションをする、というアクションラーニングを実施しました。 |
Result 結果
研修は全体として非常に成功しました。参加者の満足度も高い評価をいただきました。
「Advanced Leadership Communication Strategies」プログラムに関しては、内容が非常に実用的だったために、実務に戻ってすぐに活用できで効果的であったと回答する参加者が多くいました。
また研修全体を通して、参加者ひとりひとりが「リーダーとして自分が何をすべきか」を考える良い機会となりました。
5-Day MBAワークショップは、内容が非常にわかりやすく実務に応用できる点が多いとの評価を受けましたた。講師の能力も非常に高く、良い評価でした。
唯一、コンテンツ(内容)が基本的すぎた、との声がありました。
反省として、顧客の要望とは言え、MBAコースは通常提供している順番で実施するほうが良かったと考えています。戦略やマーケティングは、ファイナンスやアカウンティングといった基本的知識があった上で習得したほうが理解しやすいからです。
※ このソリューションは、AMA韓国が提供したものです。
※ 本事例に関するお問い合わせは下記までご連絡ください。