シュルンベルジェ社
世界にいる2000名の管理職の人材マネジメントする能力を強化する
- マネジメント
- 管理職
導入の背景
シュ ルンベルジェ(Schlumberger)社は、全世界の石油&ガス業界の顧客企業にテクノロジー、統合プロジェクト管理、情報ソリューションを 提供している世界有数のサプライヤーです。同社は、油田開発事業やさまざまな研究・技術開発施設において、安全性と環境保全性を維持しながら顧客の業績を 最大限に高める製品、サービス、ソリューションの開発に取り組んでいます。
シュルンベルジェ社は、世界規模で優れた人材を育てたいと考えており、人材への投資に積極的です。それゆえ管理職候補を対象とした同社の社員能力開発プログラムも充実しています。
シュルンベルジェ社は、会社としてグローバルに一貫性を保つことが重要であると考えています。社員は、世界中のあらゆる拠点で、会社の戦略を可能な限り優れた形で遂行するために適切なスキルと行動様式を身に付けることを求められています。
こうした背景をもとに、シュルンベルジェ社は、管理職候補向けの社員能力開発プログラムの主要テーマの1つである「人材マネジメント研修」を MCE(Management Centre Europe)に依頼しました。同社は、MCEがこの研修テーマで非常に質の高い内容を、一律に世界展開できる能力を持っていることを知っていたからで す。
「当社の 最大の強みの1つは、社員の多様性です。さまざまな国籍や経歴の異なる男女が一緒に働きながら、共通の目標を追求しています。シュルンベルジェには“国 籍”はありませんし、国籍に根ざす企業風土もありません。真にグローバルな姿勢で、全世界を舞台に活躍するのがシュルンベルジェです。」
シュルンベルジェ(Schlumberger)
提供したソリューション
人材マネジメントの研修は、シュルンベルジェ社が指定した以下の4つの地域で実施されています。
- 欧州およびアフリカ
- 中南米
- 北米
- 中東およびアジア
2008年には、100回を超えるワークショップが実施され、シュルンベルジェ社の約2,000人の管理職候補が参加しました。このプログラムは2009年も継続されています。
6日間のワークショップは、人材マネジメントの一般的な内容を中心に行われますが、常に会社の戦略、そして戦略遂行に関わる人材の課題に焦点を合わ せています。取り上げるテーマは、異文化の認識、リーダーシップ育成、業績管理、権限委譲、組織文化、コンフリクト・マネジメントなどです。
MCEは、このワークショップの開発と実施を扱うほか、シュルンベルジェ社と協力しながら、シュルンベルジェ社にとってさらなる価値(バリュー)を 提供するものとして他に何があるかを、常に考えてきました。その結果として、現地の協力会社を活用して、出張旅費を削減する戦略を策定・実施しました。さ らに、研修プログラムをグローバル規模で提供し、その品質の維持、協力企業を管理するシステムも導入しました。
<MCEを使用することによって得られるベネフィット>
- MCEの一貫したグローバルアプローチと方法論
- MCEの持つ世界的ネットワークの活用(MCEの現地協力会社は、シュルンベルジェのグローバルなアプローチを理解し、それを各地域で同様に実施することが可能です。)
- ワークショップの開発と提供、並びに関連した支援サービスへの継続的改善 (シュルンベルジェ社にとってのコスト削減と価値の提供)
「MCE(Management Centre Europe)と連携することによって、人材マネジメントとは何か、そしてそれがシュルンベルジェにどのように適用するか、当社の社員が理解する大きな助 けとなりました。MCEの一貫したグローバルなアプローチと方法論には、大きな感銘を受けています。」とシュルンベルジェ社の管理職能力開発責任者、アー メッド・エル・アラビー(Ahmed El Araby)氏は話しています。
このソリューションは、AMAの欧州支社であるMCE(Management Centre Europe)が提供したものです。
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