プログラムラインナップ
グローバルミーティングファシリテーション
コース概要
ビジネス環境の変化に伴い、多様な文化的背景を持つ人材が集まってミーティングを行う機会が増えています。
特に競争の激しいグローバル市場では、メンバーの知識や経験を集約し、多様なアイディアを競争力に変えていくことが不可欠です。
ところが、意見の集約を目的に行うミーティングは、成果に繋がる形で進行できているのでしょうか?
通常のミーティングであっても、いつのまにか話すべき話題から外れていたり、発言力の強い人の意見に引っ張られるケースは少なくありません。
ましてや多様なメンバーが集まった場合にことはさらに複雑化し、意見の集約がうまくいかない場合が多くあります。
こうした環境だからこそ、マネージャーやリーダーには、メンバーの能力を集結し、しかるべき結論を導き出せるファシリテーションスキルの習得が求められるようになってきました。
本セミナーでは、多様なメンバーが参加するグローバルミーティングを上手にファシリテーションするための心構えと、会議を円滑に進める上でファシリテーターとして知っておくべき知識やスキルを学びます。
学んだ内容を実践でご活用いただくために、講義は日本語、演習を英語で行います。
英語に自信がない人であってもファシリテーターとしての不安を取り除き、率先して会議を先導する能力を醸成します。
インフォメーション
- 価格
- 77,000円(税込)
- 言語
- 講義 & 教材:日本語/演習:英語
- 主催
- クインテグラル株式会社
- 開催場所
- オンライン/東京/大阪/名古屋/その他
- 期間
- 1 日 (9:30-17:30)
- PDU Power Skills: 7.0
日程をご選択ください
重要なご連絡・ご確認事項
- ● 事前課題は開催日の約2週間前を目途にご案内いたします。
- ● 講義と教材は日本語ですが、ロールプレイ等の演習は英語で実習します。
- ● オンラインセミナーは、Zoomを使用します。
学習目標
- グローバルミーティングをファシリテーションする上で懸念材料となる、
- ● 多様な人材をまとめること
- ● 英語でファシリテーションをすること
- ● ファシリテーションする上での知識やスキルの欠如
- これらの不安を減らし、より自信をもって成果を生み出すミーティングを実施できるようになる。
対象者
- ● グローバルミーティングをファシリテーションする立場にあるマネージャーやリーダーの方
- ● 限られた時間内で、参加者から最大限のアウトプットが得られる有意義なミーティングをしたいと考えている方
- ● 英語に自信がなくても、上手くミーティングをコントロールできるようになりたい方
学習内容
(AM)
1. ミーティングのグローバル化
日本人のみで行うミーティングと、多様な文化的背景を持つ人たちとのグローバルミーティングで生じる違い、ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化の違いが、コミュニケーションにもたらす違いについて考えます。
またグローバルミーティングでの日本人の傾向を確認します。
【進めかた】インタラクティブレクチャー、ディスカッション
2. ファシリテーターの役割と仕事内容
ミーティングにおけるファシリテーターの仕事内容、立ち位置を明確にします。
またミーティングを設定すること自体が必要か不要かに始まり、ミーティングに入る前までにその目的を明確にし、参加メンバーの選定、ミーティングの形態やアジェンダ作成まで、確認すべき事項を学びます。
【進めかた】インタラクティブレクチャー、ディスカッション
3. 参加を促進する
どんなミーティングも最初が肝心です。
参加者が積極的に参加して目指す成果を作り出すためのオープニングスピーチの練習をします。
【進めかた】インタラクティブレクチャー、演習
4. 効果的な進行
効果的にミーティングを進行するための方法を学びます。
ファシリテーターとしてメンバーの意見を促す行動、成果を得るために役立つ行動や、テーマから外れた場合の戻し方、
不明確な意見を明確化するための質問スキル、参加者の意見をきちんと聞き理解する傾聴スキル、進行を妨げるメンバーへの対応法、タイムマネジメントの仕方、意見のまとめ方、議事録作成の方法を学びます。
【進めかた】インタラクティブレクチャー、演習、ディスカッション
5. ファシリテーションスキル(多様なメンバーに対応する)
グループメンバーの行動特性に応じたファシリテーションができるようになるために、ミーティングにおける人の特性について学びます。
またミーティングで起こりがちな様々な状況に対応する介入方法を学びます。
【進めかた】インタラクティブレクチャー、演習、ディスカッション
6. ミーティングのファシリテーション(演習)
ケーススタディに基づいて、ミーティングファシリテーションの練習を日本語で行います。
【進めかた】演習、インタラクティブレクチャー
7. 参加者に介入する(英語)
グローバルミーティングを実施する際、状況に応じて上手に介入できるようになるための英語の表現を学びます。
【進めかた】インタラクティブレクチャー
8. バーチャルミーティング(英語演習)
バーチャルミーティングと対面で行うミーティングの違い、バーチャルミーティングを実施する上でよく生じる課題とその解決案について学びます。
また総合演習として、モジュール6で読んだケーススタディに基づいてファシリテーションの練習を英語で実施します。
【進めかた】インタラクティブレクチャー
前提条件/事前課題
TOEIC Score 500 or Higher / 事前課題あり
ご注意事項・ご確認事項
- コース内容は予告なく部分的に変更される場合がございます。
受講者の声
- ● 理論、練習、実践と、テンポよく飽きずに受けることができました。実践的で生きた知識を得ることができ、また演習の時間もあったおかげで得た知識を今後使っていくイメージも湧きました。少し気が重かった海外とのミーティングに対して、少し前向きな気持ちになれたので、受講してとても良かったと思いました。
- ● 実際に使える言い方や練習ができたのがよい。 Psychological safetyという考えも意識しようと思った。
- ● 海外との会議となるとオンラインの会議がメインなので、オンライン会議の長所・短所・ノウハウも共有しながらできたのが良かったです。