プログラムラインナップ
バリューセリング ~顧客と良好な関係を継続するために~
コース概要
市場のグローバル化や、テクノロジーの進化によって、急速な変化を続ける現在の環境において、単純に顧客のニーズに応えるというだけでは十分ではなくなって来ています。あなたの顧客は何を求め、あなたはどのような価値を提供できているでしょうか。
顧客が求める価値を提供することは特に新しい概念ではなく、従来から行われてきたことです。この研修の目的は、顧客企業に対して提供する価値を総合的に捉え、それらが生み出す経済効果を明確にし、提案活動に活かすことです。そのためには、体系立てられたアプローチ手法を学び、提供する価値を把握し、それにより顧客との良好な関係の継続をねらいます。また、単に顧客に対してコンサルティングを行い、問題解決策を提供することに留まらず、顧客企業の多岐にわたる価値の創出に取り組みます。つまり、バリューセリングとは、単に売り手と買い手という関係から脱却し、顧客企業にとっての新たなビジョン、戦略、構造、プロセス、バリュー(価値)を共有し長期に渡って継続する関係を構築することです。
顧客の問題を自分の問題として捉え、共に解決することで双方の利益を生み出すことを目指しましょう。
インフォメーション
- 価格
- 132,000円(税込)
- 言語
- 日本語
- 主催
- クインテグラル株式会社
- 開催場所
- オンライン/東京/大阪/名古屋/その他
- 期間
- 2 日 (9:30-17:30)
- PDU Business Acumen: 14.0
日程をご選択ください
重要なご連絡・ご確認事項
- オンラインセミナーはZoomを使用します。
学習目標
- ● 売り手側の問題が販売環境とどのような関係にあるかを理解する
- ● 付加価値のある販売とは何かを理解する
- ● 顧客の本当の問題を理解できるようになる
- ● 顧客にいかにして入り込み、受け入れられるようになるかを学ぶ
- ● 質問がいかに本当の課題を特定することに役立つかを知る
- ● コミュニケーションの重要性を理解する
対象者
- ● 顧客との継続的に良い関係を築きたいと考えている営業担当の方
- ● 自社製品の利点を知り、より魅力的な方法で商品紹介をしたいと考えているマーケティング担当者の方
学習内容
1. イントロダクションバリューセリング
- イントロダクション
- 研修の目的
- セールスプロフェッショナルの役割の変化
2. バリューセリング(付加価値を提供する関係の始まり)
- バリューセリング— それは何なのか、誰のためのものか?
- 顧客満足— 満足測定値の分析
- 顧客の基準を満たす
- バリューセールスにコミットする
3. 顧客の真の問題を特定する
- 顧客の真の問題
- 第1ステージ‐ 顧客の環境調査
- 顧客の世界に入り、受け入れてもらう
- 進むべきか、やめるべきか
- パートナーシップへの抵抗を対処する
- これまでの顧客の評価を点検する
- クリティカル・シンキングを活用する
- 真のニーズを特定する
- 第2ステージ‐契約段階:パートナーシップの合意を得る
- 契約前の同意事項
4. 顧客に対する提供価値を明確にする
- 第3ステージ-ビジネスを診断する
- ビジネスを診断する
- 付加価値による貢献
- ロジスティクス・モデル
- ロジスティックス・マトリックス
- 付加価値提供の機会を明確にする
- 第4ステージ‐フィードバック付加価値提供の進捗をチェックする
5. 顧客のプロファイルを作成する
- 顧客のプロファイルを作成する
- テクノロジーを活用する
6. パートナーシップを構築する
- パートナーとして適切かどうか検討する
- 支援のための計画を作成する
- ソリューションの成果を数値で測る
- 購買責任者とパートナーになる
- パートナーシップの継続
7. クロス・ファションクショナルチームを作る
- なぜチームなのか? チームの種類
- 「サイロ(縄張り意識)」を克服する
- クロス・ファンクショナルチームを作る
- すべての利害関係者とコミュニケーションを取る
- 最後の状況確認
8. ソリューションを評価する
- 結果を適正に評価する
- 顧客に提供した価値
- 一時的な解決か、根本的な解決か
- ソリューションに与える要因
- 完了? 未完了?
9. 顧客との関係を継続する
- ソリューションに関するコーチング
- 他の領域を点検する
- パートナーシップの継続とそれがもたらす価値
- 長期にわたる共通項を見つける
10. 付加価値戦略の構築
- 戦略の構成要素
- 仮説と推論
- 戦略の構築
前提条件/事前課題
特になし
ご注意事項・ご確認事項
- コース内容は予告なく部分的に変更される場合がございます。