プログラムラインナップ
[1-Day]アサーティブコミュニケーション
コース概要
市場のグローバル化、働く人材の多様化に加え、外部環境の変化も相まり、ビジネス環境が複雑になっています。日本人同士であれば成立していた、ハイコンテクストなビジネスコミュニケーションは、国際社会では通用しません。より明確に、直接的にメッセージを伝え、意見交換できる能力が日本人に求められています。また、雇用システムの変化により、今日では、マネージャーが年上の部下を管理することも珍しいことではありません。このように複雑化する人間関係の中で、必要なことを上手く伝えられない管理職が増えています。
AMAでは、アサーティブなコミュニケーションを「明確で直接的で正直に、一貫したメッセージを伝える方法」と定義しています。一方的ではなく、相手を尊重しながら築きあげるコミュニケーション能力が、今こそ求められています。
本セミナーでは、アサーティブの定義を明確にし、自分自身のコミュニケーションスタイルを理解した上で、アサーティブにコミュニケーションを展開するための意識、知識、スキルを習得します。
インフォメーション
- 価格
- 66,000円(税込)
- 言語
- 日本語
- 主催
- クインテグラル株式会社
- 開催場所
- オンライン/東京/大阪/名古屋/その他
- 期間
- 1 日 (9:30-17:30)
- PDU Power Skills: 7.0
日程をご選択ください
重要なご連絡・ご確認事項
- ● 2日コースとの主な違いは、「実務への適用」モジュールとアクティビティが省略されております。
- ● OnlineセミナーはZoomを使用いたします。
学習目標
- ● アサーティブとはどういうことかを明確にする
- ● アサーティブと他の行動スタイルの区別を明確にする
- ● あなた自身のアサーティブネスを明確にする
- ● 自尊心と自信を改善するテクニックを学ぶ
- ● 文章や口頭など、さまざまな状況においてアサーティブな言葉やテクニックが使えるようになる
- ● コンフリクトを減らし、解決するためにアサーティブなアプローチを学ぶ
- ● 「要求」や「断り」に対し、アサーティブに対応する方法を学ぶ
対象者
- ● 必要な時に、自らの意見を相手にきちんと伝えたい方
- ● グローバルビジネスで自らの意見をきちんと伝えたい方
- ● 年上の部下に対するコミュニケーションの取り方を課題に感じられている方
学習内容
1. アサーティブの基礎
「アサーティブ」とはどういうことか?アサーティブであることによるリスクとベネフィットとは何か?アグレッシブ(攻撃的)、パッシブ(受動的)な行動スタイルを掘り下げることで、アサーティブであることとはどういうことかを理解し、自分の行動スタイルを確認します。
- アサーティブコミュニケーションとは
- アサーティブな人の特徴
- アサーティブのリスクとベネフィット
- コミュニケーション行動スタイル
- 行動スタイル:Passive・Assertive・Aggressive
- グローバルビジネスにおける日本人
- ケーススタディ
【進行方法】インタラクティブレクチャー、個人ワーク
【個人ワーク】セルフアセスメント:自身のコミュニケーション行動スタイルを把握する
2. 個人的要因
自分自身のアサーティブネスに影響を与えたものが何であるかを掘り下げます。また、自尊心と自信を高めるためのテクニックを学びます。同時に、他者を尊重することの重要性を認識し、自己尊重と他者尊重の両方を考慮した上であなた自身の「アサーティブ憲章」を作成します。
- セルフコンセプト
- 強みの共有
- 強みを認める
- 自尊
- 自尊心を改善するために
- アサーティブであることに対する共通の恐れ
- 他者尊重
- 他者尊重を改善するために
- ほめ言葉を与え、受け取る
- アサーティブ憲章を作る
【進行方法】インタラクティブレクチャー、ペアワーク、個人ワーク
【ペアワーク・個人ワーク】自分を認識するワーク: 自身の行動や感情等を含めた体験や価値観、判断基準等を振り返る
3. コミュニケーション
アサーティブにコミュニケーションするためのスキルを学びます。また、アサーティブにコミュニケーションするための伝え方のステップ(口頭・メール)、演習を通して言葉や表現の選び方の他、ケーススタディやテクニックの使い分け演習をしながら困難な相手にアサーティブに対処するコミュニケーション方法を学びます。
- コミュニケーションの要素
- アサーティブな人のコミュニケーション
- 傾聴のレベル
- 傾聴の4要素
- 質問の種類
- アサーティブな言葉の選択ガイドライン
- アサーティブな表現の4ステップ
- E-mailの3ステップ
【進行方法】インタラクティブレクチャー、個人ワーク、ペアワーク
【ペアワーク・個人ワーク】アサーティブな言葉を選ぶ、言いにくいことを伝える
4. 心の葛藤をマネージする
コンフリクトの対処方法をAEIOUモデルを使用して学びます。また自分自身の「要求の仕方」や「断り方」を認識し、アサーティブにこれらを伝える方法を学びます。アグレッシブ(攻撃的)であってもパッシブ(受動的)であっても、”No”と言うことが相手にどのような影響力を及ぼすのかを学び、アサーティブに断る方法を練習します。
- 職場での心の葛藤
- AEIOUモデル
- AEIOUフレーズ
- 要望する
- アサーティブに要望する
-「No」を言うための戦略
【進行方法】インタラクティブレクチャー、個人ワーク、ペアワーク
【ペアワーク・個人ワーク】AEIOUモデルを使用しNOと伝える
5. アクションプラン
アサーティブにコミュニケーションすべき状況を想定し、どのようにコミュニケーションをするか、具体的なプランを作成します。
- アクションプラン 1~3
【進行方法】個人ワーク
【個人ワーク】学んだこと、気づき、意識して実践しようと思うこと等を書き出す
【個人ワーク】学んだこと、気づき、意識して実践しようと思うこと等を書き出す
前提条件/事前課題
特になし
ご注意事項・ご確認事項
- コース内容は予告なく部分的に変更される場合がございます。