プログラムラインナップ
Getting Results Without Authority ~戦略的コミュニケーションにより成果を得る~
コース概要
市場のグローバル化、需要の複雑化により、より速く、競争力のある製品を効率的に開発する必要が増してきています。
こうした動きの中で、プロジェクトチームを組んで、またはマトリクス型組織体系を持つフラットな組織構造によって企業の競争力を上げる努力が始まっています。
この組織構造をより強力にするためには、メンバーひとりひとりが水平型組織によって生じるコンフリクトをプラスに変換し、組織の効率や生産性向上に繋げられるコミュニケーションスキルが非常に重要となります。
このセミナーは、個人が職務権限の枠を超え、コミュニケーション力を高めることにより、チーム、もしくは組織として望みの成果を上げることを目的としています。成果を上げるために必要な個人の意識に始まり、人間関係を築く相互利益とエクスチェンジ(価値交換)の概念、さらには双方を最善の結果へと導く説得のプロセスなどをケーススタディやゲームを通して学びます。
インフォメーション
- 価格
- 71,500円(税込)
- 言語
- 日本語
- 主催
- クインテグラル株式会社
- 開催場所
- オンライン/東京/大阪/名古屋/その他
- 期間
- 1 日 (9:30-17:30)
- PDU Business Acumen: 7.0
日程をご選択ください
重要なご連絡・ご確認事項
- OnlineセミナーはZoomを使用いたします。
学習目標
- ● 周囲の人々からの信頼を高め、影響力を及ぼす方法を学ぶ
- ● 効果的に人を説得できる戦略モデルを学ぶ
- ● 相手を理解し、エクスチェンジ(価値交換)の概念の活用方法を学ぶ
- ● 自分のアイディアや考えを効果的に伝えて変化を作り出せるようになる
- ● Win-Winの結果を作り出すネゴシエーション(交渉)スキルを 学ぶ
- ● 個人としての具体的なアクションプランを作成する
対象者
- ● 他者と共に職務を遂行する上で影響力や納得感を与え、自身のアイディアや提案を受け入れてもらいたいと考えるすべての方
- ● マトリクス組織によって社員同士の相互関係に混乱が生じ、コミュニケーション不良が起きている組織に所属する方
学習内容
1. イントロダクション
研修の目的を明確にします。ペアを組み、相手の自己紹介を聞き、周りにペアの方を紹介します。
【進行方法】インタラクティブレクチャー、ペアワーク
2. 成果を得る戦略
成果を得るための戦略モデルを学びます。
5つのステップ:
①得たい成果を明確にする
②すべての関係者を味方とみなす
③相手の世界を理解する
④アプローチを選ぶ
⑤コミュニケーション
これらの意図するところを学び、各ステップで留意すべき点を事例を参考に理解します。その上で自身のケースを想定し、望みの成果を得る戦略を立てるため、必要となる情報を整理します。
-得たい成果を明確にする
-全ての関係者を味方とみなす
-相手の世界を理解する
-アプローチを選ぶ
【進行方法】インタラクティブレクチャー、個人ワーク、グループディスカッション
3. 相互利益とエクスチェンジ(価値交換)
エクスチェンジ(価値交換)の概念、それを実施する上でのステップを学びます。
「与えることのできるものアセスメント」や「エクスチェンジのメリットとデメリット」ツールを埋めることでエクスチェンジの有効性を明確化します。
また、ケーススタディを通して、キャラクターによって効果的なアプローチ方法やコミュニケーション方法を理解します。
さらにエクスチェンジを実務で活用するためのシュミレーションとして、ペアワークを実施します。
最後に「成果を作るゲーム」を通して、”成果を得る”ことについて考え、すべてのチームが得たい成果を得るためには、エクスチェンジが効果的であることを体験します。
-アプローチを選ぶ(続き)
-エクスチェンジ
-成果を得るゲーム
【進行方法】インタラクティブレクチャー、ペアワーク、個人ワーク、演習
4. コミュニケーションにより成果を得る
これまで学んだ戦略を効果的に実行するために「説得の要素(メリット/根拠・裏付け/感情にフォーカスする」について学びます。
-コミュニケーション
-説得を効果的にする3つの要素
【進行方法】インタラクティブレクチャー、個人ワーク、ペアワーク、演習
5. 総合演習
研修で学んだ知識やスキルを活かして、ゲームに取組みます。
望みの成果を得るためには、何が必要かをゲームを通して体験します。
【進行方法】演習
6. アクションプラン
アクションプランを作成します。
【進行方法】個人ワーク
前提条件/事前課題
特になし
ご注意事項・ご確認事項
- コース内容は予告なく部分的に変更される場合がございます。
受講者の声
- ● Win/Winという言葉は理解していましたが、どう実践するか分かっていなかった。エクスチェンジという手法を学び、具体的にどう業務に活かすか、イメージを持つことができた。
- ● 相手の世界を知るという点が非常にかけていると認識できました。上司やHead of function/Leadersヘの交渉に活かせるように継続して学習します。
- ● 今回の研修を通じて言語化の重要性を感じた。内容の多くが、普段、無意識にやっていることだったからです。相手の世界を知ることや自分の経験についてなど、言語化した上で応用していきたいと思います。