プログラムラインナップ
クリティカルシンキング ~思い込みを排除し、本質を見抜く~
コース概要
「クリティカルシンキング」とは「批判的思考」と呼ばれますが、「本当にそうなのか?」と疑うことにより、物事をクリティカル(批判的)に見て、正しく疑うことを指します。
日本では、「ロジカルシンキング」と同義で扱われることも多いのですが、AMAの「クリティカルシンキング」コースでは、あらゆる状況を大局的かつ的確に捉え、先入観を持たずに正しく確認し、最適な結論を出すための思考プロセスを学ぶコースとなっています。
グローバル化し、加速するビジネス環境の中では、働く一人一人がさまざまなビジネス場面における最適解を生み出し、成果を作り出すことが重要となります。思考プロセスにおいて、役立つさまざまなツールを、演習を通して習得し、ビジネスの現場で活用できる具体的な方法を学び、より正しく、深く考え、論理的で明快な決断を下せるようになりましょう。
インフォメーション
- 価格
- 71,500円(税込)
- 言語
- 日本語
- 主催
- クインテグラル株式会社
- 開催場所
- オンライン/東京/大阪/名古屋/その他
- 期間
- 1 日 (9:30-17:30)
- PDU Power Skills: 7.0
日程をご選択ください
重要なご連絡・ご確認事項
- OnlineセミナーはZoomを使用いたします。
学習目標
- ● 置かれている状況を的確に把握し、それに対して適切な判断と行動をする
- ● 情報が氾濫する環境の中で、何が真実であるかを捉える意識と能力を向上する
- ● 過去の経験や前提条件に捉われることなく、物事の本質を捉えるスキルを習得する
- ● 相手の考えを正しく理解し、自分の考えを的確に伝える論理的コミュニケーションスキルを学ぶ
- ● クリティカルに考えるために必要な心構えを学ぶ
- ● 的確な判断を妨げる思い込みや強い感情の存在を認識する
対象者
- 物ごとの本質を見極める目と思考力を身につけたい、すべてのビジネスパーソンの方
学習内容
(AM)
1. イントロダクション
クリティカルシンキングとは何か?クリティカルシンキングが役立つ場面、研修を通して成果を得る方法、クリティカルシンキングのプロセスについて学びます。
-研修の目的 と AMAのCritical Thinking
-クリティカルシンキングが役立つ場面
-Critical Thinking Process
【進行方法】インタラクティブレクチャー、グループディスカッション
2. Critical Thinking Process A)状況を把握する
1つ目のプロセス、「状況を把握」するために必要な事実と推測(意見)の見分け方、本質を探究する方法(5 Whys)、視点を広げる方法を学びます。
-事実と推測(意見)の区別(見極める)
-本質を探求する質問(深める)
-多角的な視点(広げる)
【進行方法】インタラクティブレクチャー、個人ワーク、グループワーク、ペアワーク
3. Critical Thinking Process B)考え(自・他)を評価する
2つ目のプロセス、「考えを評価する」ための仮説の立て方、論理の組み立て方とその確認方法について学びます(帰納法、演繹法、ロジックツリー、MECEなど)。
また、クリティカルに考える上での阻害要因となる「思い込みや強い感情」について学びます。
-仮説を立てる(意見を聞く)
-論理性のチェック
-思い込みや強い感情のチェック
【進行方法】インタラクティブレクチャー、グループワーク、個人ワーク、グループディスカッション
(PM)
4. Critical Thinking Process C)結論を出す
3つ目のプロセスとして結論を出す方法を学びます。
クリティカルに考え、結論を出す上での表現方法、他者からの客観的評価の重要性、そして最終確認方法について学びます。
-結論を絵や図にまとめる
-結論について他者にも評価してもらう
-最終チェック(論理の破綻・情報のモレがないか)
【進行方法】インタラクティブレクチャー、グループワーク
5. クリティカルシンカーに必要な心構え(Being)
クリティカルシンキングプロセスで学んだスキルを活用するために重要となる心構え(Being)について考えます。
【進行方法】インタラクティブレクチャー
6. 総合演習
ひとつのテーマについてクリティカルに考え、議論をし、結論を導き出します。
【進行方法】インタラクティブレクチャー、グループワーク、個人ワーク
前提条件/事前課題
特になし
ご注意事項・ご確認事項
- コース内容は予告なく部分的に変更される場合がございます。
受講者の声
- ● ケーススタディや事例で自身の思い込みに気付かされた。解決方法をアドバイス頂いた。実践したいと思う。
- ● 講師の方の見識が広く講義内容も充実していたと思う。今後の業務で意識して取り組んでいきたい。
- ● 事実と推測を区別するという点が印象に残った。今後は、状況把握の段階で正しいインプットを得て後続のタスクに進めていけるよう、事実と推測を正しく区別して捉えるように心がけたい。