プログラムラインナップ
問題解決/意思決定
コース概要
不確実性の増した今日のビジネス環境においては、社員一人ひとりが自ら考え、目の前にある課題や問題を的確に捉えて、解決することが求められています。
本セミナーでは、現状を理解し、問題が何であるかを明確化します。さらにその問題を解決するためにアイデアの出し方から意思決定方法、解決策を確実に実行に結びつけるためのプロセスと実行後の結果の評価方法までの一連の流れを演習を通して学びます。
インフォメーション
- 価格
- 143,000円(税込)
- 言語
- 日本語
- 主催
- クインテグラル株式会社
- 開催場所
- オンライン/東京/大阪/名古屋/その他
- 期間
- 2 日 (9:30-17:30)
- PDU Business Acumen: 14.0
日程をご選択ください
重要なご連絡・ご確認事項
- OnlineセミナーはZoomを使用いたします。
学習目標
- ● 物事を論理的に捉えられるようになる
- ● 問題を明確に認識するための現状理解を的確にできるようになる
- ● 原因分析のための分析ツールを使うことができるようになる
- ● 様々な方法で解決のためのアイデアを生み出せるようになる
- ● 一つの解決策でなく多くの解決策から最善のものを導き出せるようになる
- ● 早期の問題解決力が可能となるフレームワークが活用できるようになる
- ● 問題解決に自信が持てるようになる
対象者
- 効果的な問題解決および実行プロセスを習得したいすべてのビジネスパーソンの方
学習内容
1. 問題とは何か
そもそも問題とはどういった状態を示すのか、問題を「解決する」こととはどういった状態を示すのかを、発生する問題の種類別に検証します。
- 「問題」とは何か?
- 問題の種類
【進行方法】インタラクティブレクチャー、個人ワーク
2. 問題解決とタイムマネジメント
問題解決のプロセスで見落とされがちな時間軸の重要性を知り、問題が発生した後のプロセスを確認します。
- タイムマネジメントと2つのアプローチ
- 「問題への暫定対応」と「問題解決」のプロセス
【進行方法】インタラクティブレクチャー、グループワーク
【グループワーク】タイムマネジメントの考え方を簡単なフレームワークを使用して学ぶ
3. フレームワークと分析ツール
問題の現状や原因を分析し、考えを「見える化」するための代表的なツールをご紹介します。また、場面に応じたフレームワークを学び、考えを「整理」するための手法について演習を通して学びます。
- フレームワークと様々なツール
- 論理の構造とMECE
- WHを使う
- フレームワークの例
- グラフィック・カードを使うツール
(1)フローチャート (2)マインドマップ© (3)ロジックツリー (4)フィッシュボーン図 (5)CBS (6)Post-it®法
【進行方法】インタラクティブレクチャー、ペアワーク、個人ワーク
【個人ワーク・ペアワーク】フローチャート、フィンランド式カルタを使用し現状分析や考えを整理する
4. 問題解決のプロセス
問題にはあるべき姿(To Be)と現状(As Is)に好ましくないギャップが発生した「発生型」と、どうすれば現状を将来のあるべき姿(To Be)に引き上げられるかを考える「目標達成型」があります。これらの違いを認識し、ケースを使った現状分析を行います。
- ①問題の認識
- ②現状分析
- ③暫定対応
- 問題解決のプロセス
【進行方法】インタラクティブレクチャー、個人ワーク
【個人ワーク】ツールを使用して現状分析・暫定対応をする
5. 「発生型」問題解決のプロセス
「発生型」問題解決のプロセスを明確にし、問題定義の方法やロジックツリーを使った原因分析を演習を通して学び、問題解決のアプローチ方法を検討します。
- 「発生型」問題解決のプロセス
- ④問題設定(問題の定義)
・問題の特定(絞込み)
・目標の設定(ゴール設定)
・問題設定・目標設定ワークシート
- ⑤原因分析
・原因分析ロジック・ツリー例
・ロジックツリー作成時の注意点
・「深さ」で真の原因を追究する
・原因分析の3要素とMECE、ロジック・ツリーの関係
・定量性を高める
・原因を除去できるか
- ⑥解決策の立案(原因の排除)
- ⑦優先順位付け
【進行方法】インタラクティブレクチャー、グループワーク、個人ワーク
【個人ワーク・グループワーク】学習したツールを使用して原因の洗い出しや整理をする
6. 「目標達成型」問題解決のプロセス
「発生型」問題解決との違いを認識し、「目標達成型」の問題解決のプロセスを学習します。あるべき姿(To Be)を明確にしたうえで、その目標を達成するための方法や優先順位をつけ、実行前に評価を行うために、ツールを用いながら実習します。
- 「目標達成型」問題解決のプロセス
- ⑧ 達成すべき目標の明確化
・達成目標の設定例
・目標設定ワークシート
- ⑨ アイデアの拡散(解決策の立案)
- ⑩ アイデアの収束(優先順位付け)
【進行方法】インタラクティブレクチャー、グループワーク、個人ワーク
【個人ワーク・グループワーク】ケースを使い、解決策の立案とその解決策に優先順位をつける
7. 解決策の実行
解決策を実行に移すために必要なリソースがなければ、それを実施することはできません。演習を通しながら、解決策を実施するために必要なリソース(人・もの・金)を確認し、実施するための実行計画書を作成し計画通り問題が効果的に解決の方向に向かっているかを確認する方法も学びます。
- ⑪ 解決策の実施
・アイデアを受け入れてもらう
・問題解決型フォーマット
・アイデアを実行する
・実行計画書(ガントチャート)
【進行方法】インタラクティブレクチャー、グループワーク
【グループワーク】アクションプランをグループで行うための問題を選択する
8. アクションプラン
学んだ内容を職場に適用するために、いくつか提示された「問題」の中から一つを選択し、グループワークを行い、最後に各グループでプレゼンテーションを行います。
【進行方法】グループワーク
前提条件/事前課題
特になし
ご注意事項・ご確認事項
- コース内容は予告なく部分的に変更される場合がございます。
受講者の声
- ● 問題解決から実行まで様々な手法や評価方法があり、先入観だけで解決する物ではないと勉強になりました。
- ● 問題と向き合うためのツール等を教えてもらうことで、問題への切り口(アプローチ)の見つけ方を探すことができそうでよかった。
- ● フィンランド式カルタなどは、頭の中で考えて今までもやっていたが、実際に書き出すと効果があることがよくわかった。研修に参加する2日前にあった会議で進行がバタついてしまっていたが、今日学んだAHP法を使えばもっとスムーズだった気がする。試しにやってみようと思う。