エグゼクティブコーチング

急激に変化するグローバルな市場環境の中で、重大な任務を担うエグゼクティブの判断ひとつひとつが、会社の存続を大きく左右します。予測不可能な今日の市場の行方をもっとも不安に感じているのは、大きな責任を担うエグゼクティブです。どんなに優秀な経営者であっても、ひとりで解決できないことがあります。

多くの『 重要な決断 』を迫られる今こそ、エグゼクティブには信頼できるコーチの存在が重要となるのです。

AMAがご提供するエグゼクティブコーチング(EC)では、コーチィ(受講者)はコーチとの会話を通して、抱えているさまざまな難題の局面打開をはかる建設的なコーチングだけでなく、時にはコーチの経験にもとづいたアドバイス、ヒントやサポートを受けることができます。 ECは、社外の第三者の目線に触れ、全く斬新な視点からの助言を受けることにより、これまでこだわっていた既成概念を崩し、新たな発想による経営戦略・戦術を生みだせるだけでなく、「迷い」や「不安」を減らし、自信を持って行動できるようになる経営者および上級管理職向けの強力なマネジメントツールです。

AMAのエグゼクティブコーチ

中島 力
Rolf Grun
Shu-Jing Ma
財部實昭
池田正明

AMAのECの特徴

AMAのエグゼクティブコーチングでは、そのエグゼクティブの将来の可能性と成長のプロセスを支援するコーチングをご提供致します。
特に以下の点を重視したコーチングを実施しています。

コーチィの心構えを変える

優秀で向上心の高いエグゼクテイブが、さらに責任感旺盛な強いリーダーシップを発揮するためには、これまで築いてきた自身の"心構え"をまず「変える」必要があると私たちは考えます。リーダー自らが変革することで周囲に大きな影響力を与え、結果として部下の士気向上、そして組織全体が前向きな流れになるものだという考えが、この根底にあります。
AMAのエグゼクティブコーチングでは、コーチとのやりとり(コーチング・カンバセーション)を通して、ごく自然にリーダーとして必要な気付きが得られていきます。

コーチィが抱える固有の問題・課題・到達点のソリューションを引き出す

十人十色という言葉にあるとおり、エグゼクテイブが抱える課題は正に千差万別です。昨今、グローバルな経済環境の変化に伴い、高いポジションに就任すればするほど、厳しく困難な状況下での決断力と責任感がエグゼクティブには求められるようになってきました。
AMAのエグゼクティブコーチングサービスでは、実践の知識と経験則に裏打ちされた説得力のあるコーチングを、個々が抱える固有の課題に特化して受けることができます。

ピープルマネジメント・ノウハウを通じ、経営マインドを高める

企業のトップマネジメントになるということは、昇進する中での終着点に到達する、ということではありません。"経営"は管理職の先にあるものではなく、まったく別の領域です。「人を活性化して成果を成す」本物の経営を展開するためには、トップとして社内の能力をどのように引きだし、動機付けできるかが非常に重要であり、高いEQが求められます。
AMAのエグゼクティブコーチングは、部下の"ピープル・マネジメント"に重点を置いたコーチングを行い、経営者としてあなたが持つ困難の処理能力や潜在能力を顕在化することに最大のフォーカスをしています。

受講対象

企業の上級管理職もしくは経営幹部の方
海外本社から国内に派遣された外国人エクスパッツの方

AMAのEC全体像

※セッション回数はご要望に応じます。

1セッションの中の
ECミーテイング回数
4回
1回のECミーテイング 1回90分(4回で6時間)
ミーテイングの総数 20回 (30時間)
セッションのスケジュール 具体的日時はコーチとコーチィとが互いの都合を擦り合わせて事前に各セッション前に決定する
テーマとアジェンダ 各セッションのテーマとアジェンダは、コーチとコーチィが綿密に相談して決定する
報告書 各セッション終了後、コーチからコーチィの上長および管轄部門に向け、コーチング内容をまとめたサマリーレポートを提出(日英どちらでも可)

AMAのEC アジェンダ例

CASE 1(新任役員向け)

  • セッション1:不況をどう乗り越えるか
    1. 戦略の再構築と実践
    2. ジョブディスクリプションの重要性(徹底した役割分担)
    3. リストラクチャリング、権限委譲、必達事項について
    4. 投資効果を上げるPDCA+R(レビュー)
  • セッション2:エグゼクティブの仕事と自己分析
    1. 戦略の再構築と実践
    2. トップマネジメントの責任とマインドセット
    3. コーチィのSWOT、能力開発(DP)プラン、潜在能力(HP)を分析する
    4. マネジメントチームメンバーインタビュー(コーチィを除く)
    5. アクションプランの具体化
  • セッション3:ヘリコプターマネジメント
    1. 「森だけでなく大木や幹も見る」
    2. マネジメントとしての哲学、ビジョン、方向性
    3. 短・中・長期企業戦略、企業戦術
    4. 理想的な組織構造とは
  • セッション4:組織の活性化とシナジー作戦
    1. コミュニケーションの重要性
    2. 人間関係を強化する14の質問
    3. チームワーク/チームビルディング
    4. 本物のリーダーシップ
  • セッション5:人間関係の向上
    1. 人間力
    2. OJTとOFF JT
    3. 報・連・相とアス・パラ・ガス
    4. モチベーションをどう上げるか

※上記はあくまでも例です。アジェンダはコーチとコーチィが相談の上、決定されます。

CASE 2(外国人エクスパッツ向け)

  • Session 1 Communication Skill
    1. Definition & Importance of Communication
    2. Prioritization of Duties/Assignments based on Importance & Urgency
    3. Relationship with Peers and Subordinates
    4. Self-Assessment on Commitment, Delegation, Empowerment & Responsibility
  • Session 2 Personality Analysis & Room for Improvements
    1. SWOT+DP(Development Plan) +HP(Hidden Potentiality)
    2. Enhance Positive Elements and Eliminate Negative Elements
    3. Self-Plan to "change" with Trigger List and Action Plan
    4. Self-Reflection on Assertiveness towards Senior officers, Peers and Subordinates
  • Session 3 Macro Strategy & Implementation with Consistency
    1. Corporate/Division Policy, Strategy & Implementation
    2. Leadership, Consistency and Punctuality
    3. Concept of "Helicopter Management"
    4. Tangible Tips to Motivate Subordinates
  • Session 4:Compromise, Team Building, Team Work and Synergistic Operations
    1. Being a Charismatic Person & Qyalificatons to Global Manager
      (Done through Case Study of Mr. Akio Morita, Ex-CEO of SONY)
    2. TOYOTA being a Total Coaching Company
    3. Team Building & Teamwork
    4. Action Plan for Synergistic Operations
  • Session 5 Systematic Procedures with Templates/Formats for Routine Operations
    1. Importance of Job Description with Delegation & Responsibilities
    2. Hou-Ren-Sou (Reporting, Contacting and Consulting)
    3. Existing "Synergistic Operations" Throughout Division
    4. PDCA to Enhance Synergy & Motivation of Subordinates

※上記はあくまでも例です。アジェンダはコーチとコーチィが相談の上、決定されます。

CASE 2(役員のためのファイナンスセッション)

  • セッション1:不況をどう乗り越えるか
    1. 全体戦略とファイナンスとの連動
    2. 決算書の役割を理解する
    3. 異なる事業部門の経営 (資本コスト/ハードルレートの意義など)
    4. 株価を上げる要因(の仕組み)と自社戦略
  • セッション2:ファイナンスの理解度を向上する
    1. 決算書から自社の問題を抽出し、改善案を考える
    2. 損益計算書を理解する
    3. バランスシート(株主資本計算書を含む)を理解する
    4. キャッシュフロー計算書を理解する
  • セッション3:決算書から経営(戦略)の重要ポイントを把握する
    1. 投資収益性 ROA・ROE と EVA を理解する
    2. 経営を成功させる重要な2つのポイントを知る
    3. キャッシュフロー経営はなぜ重要か?
    4. 投資の採算性をどう判断するか? DCF(現在価値・IRR・回収機関)
  • セッション4:経営者の必須事項とファイナンス知識の充実
    1. コーポレートガバナンスの仕組みと限界
    2. 会計監査と内部統制(内部監査を含む)の意義と経営者の役割/責任
    3. ファイナンス その他の知識(1)
    4. ファイナンス その他の知識(2)
  • セッション5:今後の経営を変える国際会計基準(IFRS)
    1. 現在の経営環境とIFRSの意義:歴史と経緯
    2. 重要な論点(1)
    3. 重要な論点(2)
    4. 重要な論点(3)

※上記はあくまでも例です。アジェンダはコーチとコーチィが相談の上、決定されます。

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